2013/08/14 西岡公園②

公園についた途端、猫おじさんが現れ、akiちゃんは猫を抱かされていた。

ひとまず水辺に出て、パンを食べたりしつつ、なんとなく撮影スタート。

心霊スポットと呼ばれるのも、なんとなく分かる、

昼間でも、なんだか少しひんやりした空気感。

だけど、今回の撮影にはそういう要素も求めていたので、

イメージしていたのにぴったりだと感じた。

 

水源地にネックレスなど垂らして撮影していたら、どんどん鴨が集まってきた。

明らかにこっちをじっと見ている・・・

そして、巨大なオレンジ色の魚、(鯉にしてはワイルドすぎるような・・・)も現れ、撮影のまわりを

ぐるぐる回っていた。周りの人達も、「おかしな魚来た!」と騒いでいた。

池の主かもと思って、三人でよろしくおねがいしますと言っておいた

とにかくこの日の一番の目的はDMに使う写真を撮ること。

公園に入ってすぐに目をつけていた坂道でセッティングして撮影スタート。

木漏れ陽の微妙な加減や、風のたなびき具合、

モデルさんのちょっとした体の動きで

全く雰囲気が変わってしまうので、何度もシャッターを押した。

坂道で静止している、二人を見て、通りすがりの人達は、

「お人形さんみたいだね」「邪魔しちゃだめだよ」

などとあたたかい目で見過ごしてくださった。

 

この日は、モデルさんが重労働だったと思う。

akiちゃんは、腰に花輪、頭には野草を摘んでつくった花冠、

全身アクセサリーじゃらじゃら、華奢な靴を履いた状態で、

アクセサリーと小道具でぱんぱんのバッグに、さらに、

おにぎりを包むのに持って帰るとか言って、

笹の枝を突き差し、歩き続けてくれて、

hiroki君も、初対面なのに、何時間も、とことんつきあってくれて、

何度もポーズをお願いしても、一度も嫌な顔せず、

「いいものを作りましょう」って言ってくれた。

 

公園の地図上では、歩いていくと豊平川に出るとのことだったので、

川辺のシーンを撮りたかったわたしたちは、

途中いろいろなスポットで撮影しながら進んでいくことにした。

林を超え、湿地の中の一本道を超え、原っぱに出て・・・

気付けば5.6時間経っていたけれど、川らしきものは現れない。

途中すれ違う人に尋ねても、首をかしげられるだけ。

 

それでも、戻るには遠すぎるし、どうしたものかと思いながら、

進み続けると、最終的に、一番最初の場所に戻っていた。

水源地を一周したらしい。

バスと同じことに・・・

 

最後は、水辺に、花を流すシーンを撮ることになっていたので、

柵の隙間から、水源地にどうにか流して写真を撮り、終了。

 

数か月前まで、お互い誰も知らなかった3人が、

それぞれ、カフェなどでふらりと出会って、

一緒にひとつのものを作るという体験。

ふしぎなめぐり合わせだけれど、

この日のメンバーの組み合わせとしては、

これ以上のものはなかったように思う。

 

flow summer flower

Aki Sato

Kazumi Sato

 

ふたりが展示に向かう

でこぼこ道の

記録

 

written by Kazumi Sato