2013/8/22 mother and daughter

 

この日は、akiちゃんのお友達の革細工の作家さんと

娘さんを撮影させていただきました。

わたしは初対面だったけれど、その方の作品は見たことがあり、

形も色使いもとても好みだったので、作り手さんにお会いできることを楽しみにしていました。

 

作品と、akiちゃんから数枚見せてもらっていた、その方のイメージ・・・

ナチュラルさと、パンキッシュさの絶妙なバランス感覚を感じたので、

ふだん、どちらかというと、シンプルでマニッシュなTシャツ姿だというその方に、

ビビッドな色合いの、ちょっとぎらぎらしたネックレスをつけてもらったら似合いそうと思い、

akiちゃんに伝えたら、

ちょうどそういうイメージで新しいネックレスを作る予定とのこと。

わたしたちは、イメージや目指す方向が大きく食い違うことがないため、

打合せは、大概驚くほど、スピーディーでスムーズ。

そしてその結果出来てくるものは、いつもお互いの予想や期待を少し上回るので、

とてもよいコンビだと思います。

 

どのようなシチュエーションで撮るか考えた時に、

季節的にも、親子で七夕飾りを作ってるシーンはどうだろうと思いつきました。

折り紙で吹き流しや星飾り、短冊、

そして、革細工のパーツのような、カラフルな三角形をつないでいく飾り・・・

彼女の作品の雰囲気に中南米の要素を感じていたので、

メキシコで見かけたような、カラフルな色彩感覚を加えた写真にしたいと思い、

折り紙以外に、100円ショップのおもちゃのカラーボールや、紙風船、

家にあった、絵本を2冊、小道具として持っていくことにしました。

 

初めてお会いする方のご自宅にお邪魔するので、少し緊張していたけれど、

お昼ごはんまで用意してくださっていて、

一緒にごちそうになったり、お話ししている内に、

あまり初めてお会いしたような気がしないような、前から知っている方のような

印象を持ちました。

 

2歳の娘さんが、本当におかあさんが大好きな様子や、

ソファや床でごろごろ、ぐにゃぐにゃする様子が本当にかわいくて、

子どものいる風景はやっぱりいいなあと実感しながらの撮影。

七夕飾りは、娘さんがピンク色が好きすぎて、

ピンクのパーツばかり大量にできてしまったけれど、

最初折れなかった三角形を、一人で折れるようになったり、

そんな短時間でも成長真っ最中なのが見てとれて、かわいくてたまらなかったです。

子どもはじっとしてくれないし、一瞬一瞬で表情もモードも変わるから、

一瞬を切り取ることが本当に難しいけれど、

本当に魅力的で見飽きないなって思いました。

 

最後は、作業部屋でも撮影させていただいて、作品の材料となるカラフルなレザーや、

こつこつと丹念に作業を進めていく様子を垣間見させていただけてうれしかったです。

あんなにお洒落な作品が、こんなに原始的な方法で、試行錯誤しながら作られていることが、

なんだかとても嬉しく思えました。

 

洗練していくことも、素朴さも、極めていくと、

結局自然に近づいていくということで、同じことなのかもしれないと感じたり、

アフリカや中南米で見た動植物のアバンギャルドさ、自然の奇抜さを思い出したり、

なんだかそんなことを考えさせられた撮影でした。

flow summer flower

Aki Sato

Kazumi Sato

 

ふたりが展示に向かう

でこぼこ道の

記録

 

written by Kazumi Sato