2013/08/29 旅立ち前の女の子

 

この日は、お昼過ぎまでご近所での撮影をして、
その後、円山公園駅で、別のモデルさんと待ち合わせ。
彼女は来月からラオスで日本人教師の仕事をするのだそう。
衣装として、ラオスで買ったワンピースを持ってきていただいて、
お店のトイレで着替えてもらった。
真っ赤なワンピースが、小鹿のようなしなやかな体型と、黒髪にとても似合って、
凛とした目元が強調される。
どちらかというと、ほんわかしたヘアメイクやファッションが主流の

同世代女子とはちょっと違う印象。
どこかアジアの国のお姫さまみたいな雰囲気で、

なんだかボディガードをつけたくなるようなかんじ。
せっかくラオスのワンピースも着てもらったことだし、

本当なら、ラオスのイメージを感じられるような場所、
行ったことがないから、イメージでしかないけれど、森林の奥の滝だとか、
そういう東南アジアを彷彿とさせるようなロケーションで撮影したかったのだけれど、
時間的な問題で、実際には、円山公園。
それほど晴れていなかったので、雲の切れ間を見て、

少しでも日差しの溜まっている場所を探しながら放浪。

 

モデルさんは、こんなに綺麗なのにもかかわらず、本人がそれを自覚していないことが、
会話の節々から伝わってくる。

むしろコンプレックスを持ってる部分すらあるらしい。
今回、たくさんの女性を撮影して思ったけれど、みんな、自分のかわいさ、

綺麗さをあまりに分かっていない。
勿体ない・・・
わたしもakiちゃんも、かわいいとか恰好いいと思ったり、好きなポイントを発見すると、
相手が誰であれ、ためらわず、ぐいぐい伝えたくなるタイプなので、
時にうっとうしがられたりもするけれど、今後も変わらないでいようと思う。
今回撮った写真たちを見て、どれだけ自分が素敵か、

被写体の方たちにどうか気付いてほしい・・・

 

曇り空の円山公園で、でも気持ちだけは東南アジアを意識しながらの撮影。
ラオスには行ったことがないけれど、近隣のタイやベトナム、

カンボジアには行ったことがあるので、
東南アジアで暮らすことの魅力も困難さも漠然とは想像できる。
彼女はいずれは現地に宿を作りたいそう。
もし宿ができたら、必ず泊まりに行くからねと約束しながら、

わたしよりもずいぶん若いのに、なんてしっかりした考えや夢、

そして実現させるための行動力を持っているんだろう・・と見惚れてしまった。

 

撮影した写真を見てみたら、
自分の進むべき道を自覚している人特有のくっきりとした輪郭や、眼差しと一緒に、
まるで少女のようなピュアで無邪気なはにかんだ笑顔も写っていて、
本人はもっとぶれない感じを目指しているかもしれないけれど、
この揺れてるかんじが、今ならではの魅力で

みんなそのかわいらしさにまいっちゃうと思うなと、いとおしく感じた。

flow summer flower

Aki Sato

Kazumi Sato

 

ふたりが展示に向かう

でこぼこ道の

記録

 

written by Kazumi Sato