2013/09/02 和服のふたり

 

この日の撮影は、開拓の村(北海度の開拓時代の建造物等を移設、

復元して保存した野外博物館)で、

和服姿の男女を撮ることになっていました。

 

akiちゃんのアクセサリーは、着物や浴衣にも似合いそうと思っていたので、

着物をよく着ている友達に、モデルをお願いすることにしたけれど、

せっかくなら、男性と一緒に、デート風に撮りたいなあと思うようになり、

誰か、着物似合いそうな、かっこいい男性連れてきて!とお願いしたところ、

イメージにぴったりな男性モデルさんと一緒に来てくれることになりました。

男性用着物がなかったのですが、彼が持っている作務衣がすてきだったので、

作務衣で来ていただくことをお願いしました。

 

場所どうしようかな・・・着物が似合いそうな場所、思いつかないなあと悩みましたが、

急に、開拓の村が思いつき、行ったことはないけれど(いつもそんな場所ばかり。。。)

きっと着物が似合いそうな風景があるに違いないし、しかも、ちょうど着物を着て行くと

入場料フリーというキャンペーン中。そこに決めました。

 

モデルさん自らが運転して、連れて行ってくれるという、これまた申し訳ない方法で、

開拓の村へ。曇っていた空もいつもどおり、着くころには晴れてきて安心しました。

男性モデルさんと合流し、初対面同士なので、まずはみんなでランチをすることに。

 

お昼を食べたら、早速アクセサリーをつけていただいて、開拓の村の散策に。

古い日本家屋などもたくさんあり、着物に似合う建物はたくさんあるのですが、

ほとんどの部屋は立ち入り禁止で、眺めるだけしかできません。

それでも、その家屋を活かしてどうにか撮影したい・・・

ので、廊下や、玄関先、回り込める縁側など、立ち入れる隙間スポットで

なおかつ日差しの当たり具合の良い場所を選んで撮影。

 

今回は、男性モデルさんの役者っぷりとサービス精神にとても助けていただきました。

場所に合わせて、すかさずぴったりのポーズやストーリーを演じてくれるので、

とても楽しく撮らせてもらいました。

こういうテーマパーク的な場所では、このくらい演じた方がむしろ自然な写真に。

みじろぎしないでポーズを保ってくれる二人を撮影していたら、

他のお客さんたちが、二人を蝋人形と間違えていました。

 

撮影しつつも、いろいろな歴史的な建物や道具など見ることができて、

昔の札幌を想像できたり、観光的にもとても楽しかったです。

開拓の村では、年配のボランティアスタッフの方がたくさん働かれていて、

その方たちがとても素敵なので、わたしとakiちゃんは顔を見合わせ、

同じことを思ってるな~と確認。

この方たちにもぜひアクセサリーをつけて撮影させていただきたい!

わらぐつやわらじの職人のおじさんに声をかけ、自己紹介して、

アクセサリーをお見せして、つけていただけないかお願いしました。

こういう時のakiちゃんの、声のかけ方のまっすぐさには心打たれます。

おじさんは、ニコニコしながらつけてくださり、そばにいた方もお誘いしたら、

みんな喜んでつけてくださいました。

仲良く寄り添ってるところを撮影。

展示がうまくいくようにと、わらで編んだ馬のお人形をお土産にくださいました。

 

作業をしてらっしゃった女性にも声をおかけしたら、

こころよく撮影させてくださって、アクセサリーの色を気に入ってくださったり、

お話しもできて、とても和みました。

 

おそらく退職されたり、老後の生活の中でボランティアをされている方たち・・・

その方たちの溌剌とした雰囲気、こだわりのないやさしさ、純真さに

こんなふうに年をとりたい・・・などと思ってしまったくらいでした。

 

昔の交番の建物で、警官役をされてたおじさんも、ブローチをつけてくださったり、

観光に来られていた子どもたちがかわいくて、

撮らせてもらえないかご両親にお願いしたら

喜んで了解してくださったり。

 

もともと、見知らぬ人達に声をかけて撮らせてもらいたいねとは話していたので、

念願叶って嬉しかったです。

 

撮影の合間に、みんなでソフトクリーム食べたり、

モデルのお二人が竹馬で遊んでいるところを見ていたら、

カップルっぽさもあるけれど、幼馴染のような、そんな雰囲気にも見えてきて、

かわいい風景に仕上がりそうだなあと思いました。

 

モデルをお願いした友人も、あきちゃんのアクセサリーをとても気に入ってくれて、

撮影後も余韻が残っていると言ってくれたので、紹介できて本当に良かったです。

 

写真を見てみたら、大人のような、少年少女のような、ちょっと不思議な

でも、ほがらかでさわやかな写真が撮れていたので、安心しました。

flow summer flower

Aki Sato

Kazumi Sato

 

ふたりが展示に向かう

でこぼこ道の

記録

 

written by Kazumi Sato