2013/09/04 when mother was a girl

今回、いろんな人にモデルさんをお願いすることになったけれど、

約1か月半の週末に限定された中、よくこれだけの人達のスケジュールが

バッティングすることもなく、

お天気にも恵まれて、撮影することができたなって思います。

撮らせていただきたい人は、それこそ無限にいたけれど

お願いしたいなと思っていた人から、ちょうど連絡いただいたり、

またその人から別の人につながったりというようなことが続いて、

気付いたら、スケジュールが満杯になっていました。

 

今回のモデルさんも、撮らせてほしいなあと思っていたところ、

なんとなくいろんなタイミングがあって、お願いできることになりました。

 

彼女は、10年以上前にわたしが働いていた飲食店に、よく来てくれていて、

彼女はもしかしたら、まだ10代だったのかも。

かわいい女の子だなあと思っていましたが、

話をしたことはなかったように思います。

それが、今になってモデルさんになってもらえるなんて、考えてみたら不思議。

考えてみたら、わたしは出会ってから、

5年、10年かけて仲良くなっていったような友達が結構いると気付きました。

 

彼女は山合いのおうちで、家族とヤギや犬や猫やうさぎと暮らしているので、

その様子も撮りたいし、

今彼女のおなかには赤ちゃんがいるとのこと。

ますます今の姿を撮っておきたいってと思いました。

 

円山から車で15分くらいしかかからないのに、

風景はすっかり山で、街が遠く感じられるような場所。

いつもはレストランだけれど、この日は定休日だったので、

お客さんはいませんでした。

 

ふだんそんなにフェミニンな恰好をしたり、

アクセサリーをつけたりしないという彼女だけれど、

間違いなく似合うことが分かっていたので、

持参したコットンレースのワンピースを着てもらい、

アクセサリーもどっさりつけてもらったところ、

想像以上にかわいくて、akiちゃんと二人

すっかりテンションが上がってしまいました。

その恰好で、ヤギと戯れている姿はハイジとか

ジブリアニメに出てくる一コマのようで、

札幌にいるとは思えませんでした。

 

展示のためにシリーズで撮った写真について、

メルヘンチックとか、絵本の中のようとか

言っていただくことが多くて、自分でもそうかもしれないと思うのですが、

基本的には、ほとんどモデルさん達自身の日常風景です。

でもそこに、akiちゃんのアクセサリーと、ほんの少しのスパイスを加えただけで、

ただの日常風景より、ちょっぴりファンタジックな風景に変化するのが、

毎回おもしろくて楽しみでした。

いつも、どこまでが自然で、どこからが作りものの世界なのか、

境目が分からなくなります。

でも、そういう撮り方だったからこそ、シチュエーションは人工的でも、

モデルさんの表情は素の、ナチュラルな写真になったのではないかと思います。

 

ワンピース以外にも、彼女に着てほしい服を持参していたので、着替えてもらって、

気付けば彼女のプライベイトルームにまでお邪魔して撮影。

屋根裏部屋みたいなお部屋が、あまりに彼女の雰囲気通りで素敵だったので

ずかずかと踏み込んでしまいました。

 

最終的には、お昼ご飯をごちそうになって

(このパターン、本当に多かったな・・・みなさん、ごちそうさまでした^^)

バスの時間ぎりぎりに山道をakiちゃんとふたり大荷物抱えて走りましたが、

雨は降って来るし

(撮影の間だけは晴れて、その後急に雨っていうパターンも結構ありました。)

結局バスを乗り過ごし、タクシーで戻りました。

 

気取りのない、天真爛漫な彼女の写真は、やっぱりとてもキュートで、

いつかおなかの中の赤ちゃんが大きくなった時に

見てもらいたいなあと思いました。

お母さんがこんなにかわいい女の子だったことを知ってほしいな。

flow summer flower

Aki Sato

Kazumi Sato

 

ふたりが展示に向かう

でこぼこ道の

記録

 

written by Kazumi Sato